新着情報 News
- ホーム
- 新着情報
受験生が大学を選ぶ際、関心のある大学のパンフレットやホームページから情報収集を行うことが多いと思いますが、オープンキャンパスに参加して実際の設備や学生の雰囲気を見ることも非常に重要です。また、既に志望校が決まっていて、オープンキャンパスに行かなくても良いと考えている受験生も、志望校の設備や環境を実際に見ておくことで入学後のミスマッチを防ぐことができます。しかし、「何となく」という気持ちでオープンキャンパスに参加しても、本当に見ておかなければならない大切なポイントを見落としてしまうかもしれません。
そこで今回は、受験生が大学のオープンキャンパスで注目すべき4つのポイントについてお伝えします。【目次】
1. 大学がオープンキャンパスを開催する時期・目的
2. 受験生が大学のオープンキャンパスで注目すべき4つのポイント
a. 専攻分野を担当している先生による説明
b. 実際に大学に通っている学生から得られる生の情報
c. 学修方法の特徴が表れる大学の体験授業
d. 写真では把握しづらい設備や学生の雰囲気
3.今回のまとめ大学がオープンキャンパスを開催する時期・目的
オープンキャンパスとは、進学を考える高校生に向けて大学の施設が公開されるイベントのことで、春〜秋にかけて数回開催されたり、夏休みに何日間か開催される場合があります。
オープンキャンパスは、受験生が大学についての説明を聞いたり、体験授業を受けることで入学後のミスマッチを防ぐことを目的に開催されます。例えば、大学案内やホームページに掲載される綺麗な外観の写真を見て魅力的に感じても、オープンキャンパスで実際の大学を見てみると意外と教室が狭いと感じたり、先生の説明を聞いてみると自分が学びたいことと少し異なっていたりと、思わぬ点に気付くきっかけになります。しかし、ただ参加するだけでは重要な要素を見落としてしまいがちなので、これからオープンキャンパスに参加しようと考えている受験生は、以下の4つのポイントに注目して参加することが重要です。
ちなみに、どうしても日程が合わずオープンキャンパスに参加できない受験生のために、「個別相談会」などを開催している大学もあります。個別相談会では、オープンキャンパスならではの体験授業を受けることはできませんが、大学の職員から個別に大学の説明を受けることができるため、積極的に活用していきましょう。https://www.mizuho-c.ac.jp/consulting/
受験生が大学のオープンキャンパスで注目すべき4つのポイント
専攻分野を担当している先生による説明
「学部学科専攻コースについての説明は大学案内やホームページに記載されているため、オープンキャンパスではそこまで注目して話を聞かなくても良い」と考える受験生もいるかと思います。しかし、大学案内では情報量も限られているため、なかなか詳しく書けないこともあります。そのため各大学ではオープンキャンパスで書ききれなかった補足なども行なっていることが多いです。また、同じ学部名や学科名であっても、大学が異なれば学習内容も異なる場合が多いため、大学案内の内容も把握しながら学部についての説明を聞いて、自分自身が学びたいことと一致しているかを確認することが重要です。
実際に大学に通っている学生から得られる生の情報
ほとんどの大学では、留学制度や就職支援制度、地域と連携した活動など、様々な制度や活動の機会が設けられています。その中でも、実際に大学に通っている学生から多く活用されている制度であれば、大学として特に力を入れている有用な制度や活動であると考えられます。このような、大学が力を入れている制度や活動などを把握するためには、オープンキャンパスで在学生から実際に話を聞くことが非常に効果的です。
オープンキャンパスでは、実際に大学に通っている在学生と話す機会が設けられるケースが多く、大学案内などでは得られない多くの情報に触れることができるため、在学生と積極的に話すことが非常に重要です。学び・学修方法の特徴が表れる大学の体験授業
大学の講義は一般的に一講義90分で行われますが、オープンキャンパスで60分や30分に短縮した体験授業を受けられるケースもあります。実際に大学で行われる講義を体験することで、その大学の学びや学修方法が自分自身に合っているか把握することができるため、体験授業がある場合は受けてみると良いでしょう。体験授業を聞いて学びの内容に興味が湧くのか確認することもできます。また大学や学部によっては、大人数で行われる講義や少人数での講義、実技を伴う講義が多く行われているため、体験授業に参加してその大学の特徴的な学修方法を把握することが重要です。
ただし、オープンキャンパスでは時間が短いため、本物と全く同じように講義ができるわけではありません。普段どのように講義を行っているかも教職員や在学生に確認してみると良いでしょう。写真では把握しづらい設備や学生の雰囲気
大学卒業までの4年間をのびのびと過ごすために、オープンキャンパスで大学の設備や学生の雰囲気を把握しておくことも重要です。大学の校舎や教室については大学案内やホームページに写真が掲載されていると思いますが、校舎の大きさや実習機材の数など、細かいところまでは実際に見てみないと把握しづらい部分でもあります。また、オープンキャンパスでは、受験生の対応を行う学生スタッフがたくさんいます。実際にその大学に通って学生生活を送っている在学生から話を聞いたり、在学生と教職員の雰囲気から、その大学が持つ本来の姿と学修環境を感じられるかもしれません。
今回のまとめ
大学案内やホームページから志望校の情報を得ることは重要ですが、オープンキャンパスに参加して実際に教職員や在学生から話を聞いたり、設備や雰囲気を見ておくことも非常に重要です。オープンキャンパスに参加することで、実際の学部や制度、学修方法についての理解が深まり、入学後のミスマッチを防ぐことに繋がります。また、オープンキャンパスで多くの情報を得るためにも、実際に大学に通っている在学生と積極的に話すことが重要です。