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2023.01.27

役立つ情報が盛りだくさん

母子健康手帳の存在は前から知っていたが、名称が何度も変わっていたことは知らなかった。また、母子健康手帳について詳しく調べたことで、母子健康手帳がどのようにして考案されたのかを知ることができた。母子健康手帳の原型ともいえる妊産婦手帳が交付されたのが太平洋戦争中の1942年であることに驚いた。またそれが日本で考案され、今も世界中で使用されていることに驚いた。

母子健康手帳には、母親と子どもを守る重要な役割があることが分かった。どこでどんな状態になっても、母子健康手帳があれば継続性・一貫性のあるケアを受けることができるため、とても便利であると感じた。また母子健康手帳には、赤ちゃんが生まれてからの成長を記入する欄があるので、身体障害や発達障害などがあった場合に異変に気付きやすい。異変に気付きやすくなることで、病気や障害を早期に発見することができ、早い段階から周りの支援を受けやすくなると思った。さらに母子健康手帳には、妊娠期から幼児期までに必要な知識が記載されている。誰でも一人目を出産するときは、初めての経験でわからないことや不安なことの方が多いと思うが、そのような記載事項は子育てをする上でとても役立つと思った。

今までは「出産や育児は女性がするもの」というイメージが強かったが、最近は男性も育児をするようになった。母子健康手帳に父親の育児への参加を啓発する内容が含まれるようになるなど、社会全体がそのような風潮になっており、とても良いことであると感じた。

母子健康手帳には、予防接種の接種歴や生まれた時の状態、そしてその後の成長記録ぐらいしか記載されていないだろうと思っていたが、実際は、市区町村によって違う情報が載っていたり、いろいろな制度の解説が載っていたりと、他にも役立つ情報がたくさん記載されていることが分かった。

(Y)

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