⽣活学科

⾷物栄養専攻

医療・福祉・教育分野から企業での商品開発、
スポーツの現場まで、活躍の場が広がる
栄養士をめざすコース。
2年間で基礎的な食の知識と調理技術を
身につけるとともに、食の問題への取り組みや
企業連携プロジェクトを通して、
現場で生きる実践力を養います。

⾷物栄養専攻の特色

社会とつながる
実践的な学び

日々の学びの成果を発揮する場として、食品メーカーと連携した実践プロジェクトに取り組みます。食物アレルギーなどの食の問題や、企業が抱える課題を解決するための商品開発やレシピ開発に挑戦し、実践力を高めます。

少人数で学ぶ
グループワークが充実

調理実習や実験といった実技を伴う授業はもちろん、食品ロスを削減するためのメニューを考案したり、フードビジネスに関する食の企画を提案するなど、さまざまな課題にグループで取り組み、積極性や協調性を養います。

チューターが学びと
資格取得をサポート

チューターと呼ばれる担任代わりの教員が、大学生活や勉強の進め方、資格取得や就職のことまで全面的にサポート。学生一人ひとりに寄り添う身近な存在であり、困ったことがあればいつでも相談できるので安心です。

自分の将来像を明確にし、
実現するために必要なスキルを磨く「みずほゼミ」

栄養士に求められる幅広いスキルを、2年間を通して段階的に修得。
卒業生の意見を取り入れ、現場のニーズに対応したカリキュラムに進化させました。

栄養士の仕事を理解し、
基礎からじっくり学ぶ

1幅広い分野で活躍する栄養士の職務を知る

学校や保育園、病院・薬局で働く栄養士の役割、食品の商品開発やスポーツ分野における栄養士の活用など、幅広い分野でニーズが高まる栄養士の職務を理解します。

2卒業生との対話や施設見学で、仕事のやりがいを体験

さまざまな業界で働く卒業生を招いてディスカッションを行う授業や、給食施設の見学などを通して、栄養士の仕事のやりがいや魅力を体験します。

3栄養士に求められる基礎的なスキルを身につける

栄養素や計算、化学、人体について基礎からしっかりと学びます。さらに、食の問題に取り組むグループワークを通して、協調性や積極性を養います。

専門性を磨きながら、
社会で働く準備をする

1食事や栄養指導についての専門的な知識を修得

子どもの食育や食物アレルギー、高齢者の食事、糖尿病や高血圧症といった病気と栄養の関係性など、食事と栄養指導についての学びを深めます。

2学びの集大成となる卒業研究に取り組む

前半はグループワークで食の問題に取り組み、その経験を生かして卒業研究に挑戦。課題検討から計画、試作、プレゼンテーションまでグループで進めます。

3社会貢献意識を高め、ビジネスマナーを学ぶ

愛知県栄養士会から講師を招き、栄養士の倫理観を学ぶことで社会貢献意識を高めます。また、卒業生の声を反映し、現場で役立つビジネスマナー講座も実施。

企業と連携したプロジェクトに挑戦し、実践力を身につける

1年次後期の「実践栄養指導演習」では、食品メーカーと連携して商品開発にチャレンジ。
食の問題や企業の課題を解決する体験を通して、実践力を養います。

Case.1

カレーペーストを使ったレシピを開発

ハウス食品のグループ会社であるサンハウス食品株式会社様とコラボレーション。商品のカレーペーストを使ったレシピ開発に挑み、グループワークで製品特徴やターゲット層などを研究しながらレシピ考案と試作を繰り返しました。コンテスト形式でプレゼンテーションを行い、1位に選ばれたレシピは商品化され、社食で販売されました。

Case.2

食物アレルギー対応のクッキーを開発

アレルギー対応のパンを製造するビーアンドエヌ様と連携し、食物アレルギーの子どもが安心して楽しめるクッキーを開発。「卵・乳製品不使用」「野菜を使用」「栄養を摂取できる」などの条件をふまえ、グループで試行錯誤を重ねて試作を行いました。企業の方へのプレゼンテーションを経て、採用商品はスーパーや学校給食などで提供される予定です。

少人数のグループワークを通して、積極性と協調性を培う

少人数で取り組むグループワークを充実させ、自分の考えを伝える積極性、
周りの意見を汲み取る協調性やチームワークなど、食の現場で必要となるスキルを身につけます。

食の問題への取り組み

「みずほゼミ」では食品ロスを中心とした食の問題を取り上げ、課題を解決するための計画や試作品づくりをグループで実施。メニューを試作した際の廃棄率を計算し、食品ロス削減や廃棄部分の活用方法ついて意見を出し合います。

調理実習や実験の授業

学校給食の献立作成や大量調理を学ぶ「給食管理実習」や、食品の原料から加工品を作る「食品加工学実習」、食品の安全性を調べる試験法を学ぶ「食品衛生学実験」など、調理実習や実験などの実技はグループで協力して取り組みます。

フードビジネスに関する企画

食文化から食卓コーディネート、メニュー開発、フードサービスマネジメントまで、食の場面におけるおもてなしを学ぶ「フードコーディネート論」では、得た知識をふまえてグループで食企画を考案し、プレゼンテーションを行います。

授業PICK UP

2年間通して履修する「みずほゼミ」で
栄養士の土台づくりをしながら、食に関する
幅広い専門知識と調理技術を修得します。

  • 調理実習

    料理ジャンルごとの調理実習を行い、理論に基づく専門的な調理技能を修得します。1年次は日本料理と中国料理をテーマに調理の基本や栄養価計算を学び、2年次は西洋料理をテーマにグループワークで献立実習を実施。

  • 食品加工学実習

    原料から加工食品を作るための製造原理や製造方法、食品の保存方法について理解します。グループで事前学習や調理実習に取り組み、さまざまな食材の加工製品を作り上げる体験を通して、食品ロス軽減について考えます。

  • 食物アレルギー

    食物アレルギーの仕組みや検査方法、症状などの基礎知識を身につけ、保育施設や学校の給食管理におけるアレルギー対応を学びます。グループワークでアレルギー対応のおやつ作りに挑戦し、楽しみながら実践力を高めます。

  • フードコーディネート論

    国内外の食事の文化、料理ジャンルごとの食卓コーディネートやサービス、マナーについて理解し、メニュー開発やフードマネジメントに役立つ知識や技術を修得。まとめとしてグループワークで食企画を考案し、発表を行います。

  • 調理学

    米や小麦粉、野菜、肉・魚介、卵・乳製品といった食品ごとの特性と、加熱操作や調理操作によって起こるさまざまな現象について解説。科学的な知識に基づいて、おいしく安全な料理を作るためのスキルを身につけます。

  • 食品衛生学実験

    食品やまな板の細菌試験をはじめ、油脂の劣化試験、食品の着色料・発色剤試験まで、食品の安全性に関するさまざまな実験をグループワークで実施。清潔で安全な食生活を提供するための専門的な知識と技能を養います。

取得可能な免許・資格

国家資格である栄養士をはじめ、学校で栄養指導を行う栄養教諭免許や、食の専門家として活躍するための民間資格の取得が可能。管理栄養士をめざす学生に対する卒業後のサポート体制も整えています。

  • 栄養士
  • 栄養教諭二種免許状
  • フードスペシャリスト
  • 医事管理士
  • 医療管理秘書士
  • 医療情報事務士
  • 管理栄養士※管理栄養士は、栄養士として3年以上の実務経験により受験資格が得られます。
  • 家庭料理技能検定
  • 食生活アドバイザー
  • 登録販売者

※受験資格が取得できる資格、取得をサポートする資格を含みます。

主な就職先

2018年度~2022年度卒業生実績

栄養士
太陽わごうこども園/若葉保育園/シーユーフーズ/株式会社トモ三重/学校法人小桜学園 小桜幼稚園/社会福祉法人鳴海福祉会 滝の水保育園/社会福祉法人小鳩会 花表こばと保育園/名古屋マルタマフーズ株式会社/医療法人生生会 松蔭病院/社会福祉法人紫水会/紀北町給食センター/日清医療食品株式会社/日本ゼネラルフード株式会社/エームサービス株式会社/富士産業株式会社/株式会社魚国総本社/株式会社LEOC/一富士フードサービス株式会社/株式会社東洋食品/株式会社三榮フード/西洋フード・コンパスグループ株式会社/株式会社メフォス/株式会社ヤタロー/株式会社グリーンハウスフーズ/株式会社ライフケア/シダックス株式会社/株式会社マルタマフーズ/学校法人小桜学園 小桜幼稚園/社会福祉法人熱田福祉会けやきの木保育園/社会福祉法人栄寿福祉会 日向さくら保育園/社会福祉法人小鳩会/社会福祉法人すぎな 作業所えがお/朝日大学病院
販売
株式会社柿安本店/株式会社バローホールディングス/カネ美食品株式会社/株式会社エーアンドエス/株式会社アイレクスリテイル/株式会社TDモバイル/株式会社ヨシヅヤ
その他
医療法人医仁会さくら総合病院/社会福祉法人福寿園/有限会社しょうなん調剤薬局/医療法人永桜会 本郷安富クリニック/南大高整形クリニック/株式会社オールハーツ・カンパニー/岡本食品株式会社/かわはら歯科・矯正歯科/社会福祉法人サン・ビジョン/はな歯科こども歯科クリニック/株式会社真城ホールディングス/日本レストランシステム株式会社/株式会社サガミホールディングス/株式会社スタジオアリス/ぎふ農業協同組合/あいち知多農業協同組合/高辻歯科クリニック/医療法人井上耳鼻咽喉科/多畑歯科医院/株式会社ベネッセスタイルケア/日興製薬株式会社/新城市
PickUp

保育園栄養士

保育園に勤務し、給食やおやつの献立作成から調理作業、子どもたちへの食育やアレルギー対応などを担う保育園栄養士。栄養士の資格に加え、子どもの発達や保育に関する知識が求められます。愛知みずほ短期大学の「副専攻プログラム」を活用すれば、子ども教育に関するプラスアルファの学びを履修することが可能です。

愛知みずほ短期大学

〒467-0867 名古屋市瑞穂区春敲町-2-13
 TEL: 052-882-1815 / FAX:052-882-5700

©All Rights Reserved. 愛知みずほ大学、愛知みずほ短期大学、愛知みずほ大学大学院