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未来を担う子供たちへの最高の贈り物
私は母子健康手帳について調べて、「記載された健康記録を保護者が管理することが出来る」「医療機関を変更する際にも利用出来る」「保健医療サービス提供者が管理することが出来る」「保健医療サービス提供者と利用者のコミュニケーションの改善に役立つ」「母親や父親の知識・態度・行動の変容を促す保険教育教材としての役割がある」ということから、母子健康手帳を日本だけでなく世界の方々にも使ってもらいたいと感じた。
日本では1948年に、それまで使われていた妊産婦手帳と乳幼児体力手帳が統合されたことで母子手帳の活用が始まり、今では母子の死亡が最も少ない国の1つになった。医療は文化だ。私は、日本の医療文化にマッチした母子手帳をそのまま輸出しようとしても、他国に広がるはずがないと思う。相手国の医療システムや保健医療者に適合したものが必要だからだ。なので、母親の教育レベルや誤字率を考慮して、出来るだけ文字を減らして、絵やイラストの多い母子手帳の開発が必要だと思った。敗戦の厳しい状況のなか生まれた母子手帳の伝統を大切にするだけでなく、デジタル母子手帳といった新しい挑戦をも視野に入れ、地域の実情やニーズに適合した進化形の母子手帳を発信することも求められる。母子健康手帳は、日本だけでなく地球規模で、未来を担う子供たちへの最高の贈り物になるのではないか。
母子健康手帳には、妊娠中の母親の健康状態と赤ちゃんの発育を細かく記録することが出来る。私は、何事もメモをとると安心感を得るため、母子健康手帳を使用している母親たちの中でも、記録することによって安心感を得ている人は多いと思う。私が将来出産した際には、母子健康手帳をしっかり記入して、子供を支えられたら良いなと思った。この課題によって、改めて母子健康手帳は子育てする全ての親にとって大切なものだと感じた。
(K)