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母と子が安心して出産・成長できる大切な手帳
この調べ学習という機会があったおかげで、久しぶりに母子健康手帳を開きました。この1冊には、私の生まれる前から生まれた後のことについてたくさん書かれていて素敵だと思いました。今の自分の体重や身長、歯の本数と比べてみると、たった18年間でこんなにも成長をしたのかと驚きました。言葉の発達の成長の仕方ものっていました。好きだった遊びも載っていて、小さすぎて記憶には残っていないけど、母子健康手帳には記録がされているので、これを見れば思い出されていいなと思いました。もし母子健康手帳がなかったら…と考えてみました。生まれた後の体重の変化、身長の変化も正常なのか異常なのかも把握できないままで育っていくことになります。そのことにより、病気の早期発見ができず亡くなってしまう子供や、十分に発達できず何らかの障がいを抱えてしまう子供が多くなると思いました。きちんと記録として残しておくことで、発達・発育の仕方や体の異常にも気づくことができるようになると思います。また予防接種の記録、過去の大きな病気やケガについても、記録されることで、病院に受診した際に診断の手助けにつながるものになることがあると思います。また子供の記録だけでなく、母についての記録も細かくかかれていて驚きました。関係ないのではないかと思った「職業や環境」「母体の体重変化」なども、きちんと意味があるのだなと感心しました。環境の欄に日当たりや騒音についてかかれていて、発育に関係があるので記入されているのか?と考えてみましたが、そんなことまで記入させるなんて、本当によく考えられているなと思いました。母子健康手帳は、母と子が安心して出産し、成長をきちんとしていけるための大切な手帳なのだと改めて感じました。
(養護教諭コース 2年)