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2022.12.16
母子健康手帳の使い道
母子健康手帳は、妊娠・出産・乳幼児期の一貫した健康記録として自らの健康管理に役立つとともに、子育て期の家族の記録となることが分かった。そして、この記録を参考として健康指導や健康診査が行われるなど、母子保健対策を進めていく上でも重要な意義がある。また父親が母子の健康について理解を深め、乳幼児期から子育てに積極的に関わっていくために母子健康手帳を活用できるという点も重要だ。
母子健康手帳を受け取ると、妊婦のための公的サービスを受けることができると知った。サービスの内容は市区町村によって違うが、健康費を補助される妊婦健康診査受診票や、妊婦訪問指導のお知らせなど、行政のサービスを受ける際に必要な書類を母子健康手帳と一緒に渡されることが多い。市区町村主催の母親学級や両親学級などもこのサービスの一環であり、他にも離乳食講習会など産後の参加ができるものもある。
母子健康手帳は妊娠中・出産の経過だけでなく、産休に入る際に母子手帳のコピーを提出しなければならない時や、幼稚園・小学校で行われる子どもの健康診断の参考にする場合にも必要である。紛失をした場合には役所に申し出れば再交付してもらえるが、今までの記録をもう一度記入し直さなければならないので、無くさないように大切に保管しようと思う。
母子健康手帳は妊産婦・乳幼児の健康管理、そして子育てや家庭への支援に役立ち、これからも沢山の人が使えるよう必要に応じてその時代の特徴を掴みつつ、さらに見直しが行われることを願っている。
(ギリエルモ)