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母子健康手帳の存在意義
母子健康手帳は、子どもに関する情報を記すための手帳であると私は思っていたので、元々は妊産婦手帳という名称の通りに、最初は主に母親の健康記録としての役割を持っていたことに驚いた。子どもを生み、育てていく中で、子どもについての記録や育児についての記録をとっておくことのできる母子健康手帳は、親にとっても子どもにとってもとても重要な役割を持っているなと感じた。
妊婦中から子どもが学校に入る頃まで活躍する母子健康手帳を受け取ると、妊婦の為の公的サービスを受けることができるのもいい部分であると感じた。母子健康手帳の交付は、妊婦が行政の行う母子健康サービスにつながる重要な機会で、妊婦にとっては妊婦健康診査の受診券や補助券を受け取れたりと、様々なサービスを案内してもらえるというメリットがある。行政にとっては、地域の妊婦の状況を把握し、母子保健サービスや各種子育て支援サービス、福祉制度も含めた支援につなげていくためのきっかけとなる。このことから、行政の側から母子保健サービスが受けられるというメリットを妊婦に示して、なるべく早期の届出を促していくことが重要であると感じた。子どもの記録を残していけるだけでなく、様々なサービスを受けられるところもいい部分であると思った。
また、妊婦・出産・子育てに関して困難に直面する可能性の高い妊婦は、妊娠した時点ですでに問題を抱えていることもあると思います。早期に適切な対応が行われれば問題の深刻化を防ぐことができるので、妊婦の届出及び母子健康手帳の交付時の対応が重要であると感じた。
自分にも子どもができた時には、母子健康手帳を早いうちに交付してもらい、行政が行っている母子保健サービスを活用して自分の育児に活かしたいと思う。
(D)