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2021.04.28

母子健康手帳…わたしの大切な健康記録

母子健康手帳というものは知っていたけれど、これまで自分の母子健康手帳を見たこともあまりなかったし、母子健康手帳の歴史や、発案された背景もまったく知らなかったので、新しいことをたくさん知ることができた。妊産婦手帳の頃から考えると、80年近くも前からこの手帳があって、時代の背景や制度に対応して内容や名称が変化していることがわかった。昭和17年に妊産婦手帳が始まったときには、流産、死産、早産を防止することと、妊婦及び分娩時の母体死亡を軽減することを主要な目的としていたと知って、このときの妊産婦手帳から始まって、現在の母子健康手帳があるおかげで、日本の乳児死亡率が世界でもトップクラスの低さなんだと思った。母子健康手帳には妊娠、出産に関することや乳幼児の健康状態や検査結果を記入するのはもちろんだけれど、最近では子どもの節目の年齢のときに両親からのメッセージを記入する欄があると知って、自分の母子健康手帳も見てみたいと思ったし、妊娠、出産、乳幼児のときに使うものだけではなくて、大人になってからも見直すことができる、一生使うことができるものだと思った。幼少期の健康の記録を母子健康手帳に書き込むことによって母子保健サービスに一貫性が生まれるし、それを小学校、中学校、高校に入学してからも子どもの健康状態を把握して、適切に対応することにも役立つと思った。これは私が将来、養護教諭として働くことになったときにも関わってくることだと思うので、母子健康手帳から得られる情報を大切にしながら、子どもの健康状態を把握して適切に対応していけるようになりたいと思った。そのためにも、母子健康手帳をしっかりと記入しておくことが大切だと思ったし、幼少期だけではなく、それ以降も大切にしていかなければならないと思った。

(養護教諭コース 2年)

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