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誰にとってもなくてはならない重要なもの

私は、母子健康手帳の存在は知っており、今まで中学校や高等学校の授業の中で母子健康手帳を見て、自分の赤ちゃんの頃のことを調べたことがあります。しかし、今回のようにじっくり詳しく見たのは初めてで、とても良い経験になりました。また、今や全国で活用されている有名なものを考案した人がこんなに身近な先生であるのが、改めてすごいことだなと思いました。

私は調べ学習を通して、母子健康手帳の歴史について知りました。まず、最初から「母子健康手帳」という名称ではなかったことを知り驚きました。また、戦時中から使われていることもとても意外でした。母子健康手帳が戦時中から始まり、今でも全国で活用されているのは、とても効果的なものだからなのだろうと思います。内容の変遷を調べる中で自分の母子健康手帳と比べてみると、18年、19年でも内容が変化しており、どんどん使いやすくなっていることが分かり、素晴らしいことだと思いました。

母子健康手帳には、母子の状態を記録することはもちろんだけれども、手帳をもらうことによって親になるという自覚を持ってもらう役割もあることが分かりました。また、予防接種の記録や育児についてのアドバイスなどが書いてあり、母子健康手帳はお母さんにとっても、お父さんにとっても、子どもにとっても、なくてはならない重要なものだと分かりました。

母に「母子健康手帳を見せて」と言ったらすぐに持ってきてくれて、私が大きくなった今も大切に保管してくれていたのだと嬉しく思いました。私が親になった時も、自分や子どものためにきちんと記録していきたいし、子どもが大きくなってからも、必要な時に母子健康手帳を見れるように大切に保管しておきたいなと思いました。

（R）