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母子健康手帳

母子健康手帳を改めて見たり、母に聞いてみたりしたことで、母子健康手帳が様々なことに役立っていると気づくことができた。まず、子どもの成長過程と発達段階について事細かに書かれており、身長や体重、話した言葉、できるようになったことなどが記されている。このように残していくことで、母は子どもの成長に安心したり、不安な点は医者に相談したりと、明確に判断しやすいことがわかった。そして母体については、産後に確認しておくべき項目が思いのほか多いことに気づいた。身長、体重、子宮復古、乳房の状態、血圧、尿蛋白、尿糖など、確かに確認が必要なものばかりで、子どもを産むと、これだけたくさんの負担が母体にかかるということがわかった。

今まで母子健康手帳は、ただ子どもの成長が記されているものだと思っていたが、今回改めてじっくりと見てみると、そこから気づくことが多く理解が深まった。母子健康手帳の利点は、一目で子どもや母体のことがわかることだ。しかしそれだけではなく、成長過程や発達段階を事細かに書く事で母親自身も安心できたりと、精神的な面でも大きく支えているものだと気付いた。子どもを育てる事は、母親にとってとても不安や責任を感じるものだ。しかし、母子健康手帳には母親の助けとなる術がいくつもあり、母親と子どもを支える素晴らしいものだととても感心した。

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