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母子手帳の変化は子育ての援助の印
課題プリントで母子健康手帳について調べた際に、母子健康手帳のページ数が8,24,46とだんだん増えていることを知り、この内容やページ数の変化は、母子健康手帳を作成している人たちなりの子育てへの援助の印なのかなと感じました。そして、母子健康手帳の始まりは元々戦争のためで、名前も「妊産婦手帳」でしたが、戦争が終わり政治も落ち着いてきた頃、妊婦・母体の安全や子供の健康状態、成長過程など様々な項目が増えてとても使いやすそうなものになったなと思います。現在の日本は共働きの家庭が多いので、育児に関しても夫婦で協力することが多いだろうから、父親に関する欄が増えたのはとてもいい案だと思いました。「母子手帳 父親」で調べてみたところ、「父子手帳」というものについて書かれた記事を見つけたので読んでみると、「父子手帳は男性の育児参加を促すことを主な目的として自治体が自主的に発行・配布しています。」と書かれており、昔の社会と比べてだいぶ子供の大切さや育児の大変さなどをわかってくれて、協力的になってくれたのかなと感じます。そして内容も、きちんと育児に参加しやすいように、胎児や妊婦、生まれた後の子供についてなどいろいろなことが掲載されていて、育児は母親だけがやることではないというのが伝わってきました。そしてもう一度母子手帳についての他の論文があったので読んでみると、1948年に印刷された母子手帳は、毎月妊産婦や乳児のために砂糖や粉ミルクを配っていたため、配給記録のページが多くあったらしく、あまり健康状態や成長過程などについては手が回らなかったのかなと思いました。現在は46ページ(それ以上かもしれないけど)もあることから、とても子育てに有効活用できて便利そうだと思うけれど、逆に、ページ数が多すぎて何をすべきかを忘れてしまいそうだなと思いました。私の母が母子手帳を使用しているところを見せてもらったこともないので、今度見せてもらい、肌で母子手帳を見て、感じて、どのようなものかをより知っていこうと思いました。始まりは戦争のためだったけれど、今となっては少子高齢化などに母子健康手帳を役立てたりなどして、今よりも子供を増やしていってほしいと思いました。
(オフィス総合コース 2年)