TOP>新着情報一覧>母子手帳の大切さ

新着情報

News

2023.03.29

母子手帳の大切さ

母子手帳には、母体と子供を守るために様々な工夫がされていることがわかった。児童の人権を守るための児童憲章や、子供の成長の目安、緊急時の応急処置方法、母体の体の変化など、親を精神的に支えるための内容が記されており、母子手帳があるおかげで、妊娠中や子育て中の不安や悩みを減らすことができるのではないかと感じた。

母子手帳を開くと、1番最初に記録してあったのは母体の健康についてだった。体重、腹囲、血圧、浮腫、尿蛋白、尿糖など、妊娠中の体の健康状態が2週間おきに記録されていた。出産は、母親の健康状態がとても大切であろうが、実際に母子手帳にもこと細かく書かれていて、改めて妊娠中の母体の大切さを感じた。

次に記録してあったのは、出産時の健康状態についてだ。性別、体重、身長、胸囲、頭囲など、新生児の状態がこと細かく記録されていた。自分の生まれた時のことを知ることができるのはとても良いことだと感じた。

次に、6歳までの児童の成長の記録が残されていた。年齢に合わせて成長段階の確認ができ、2択で答える質問があることによって、それが発達の目安となり、子供の異変にも早く気が付くことができる。また後から見返したときに、子供の成長を懐かしく思うことができる。

次は予防接種の記録やはしか、水疱瘡などの病気の記録がされていた。小さい頃の病気の記録は色々と役に立つし、予防接種の記録は旅行に行く場面でも役に立つだろう。

母子手帳は、子供が産まれる前から母子を支え、産まれてからも、子供の成長を記録できたりと、母子に寄り添っているものなのだと感じた。子供の発達についてもこと細かく記されているため、乳児の死亡率が高い国にも普及すれば死亡率を下げることができるのではないか。

今回、自分の成長を見ることができてとても面白かった。母が母子手帳につけていた育児日記を読むと、大変な事や苦労している事でも、とても優しい口調で書いてあり、愛情をたくさん注いでくれていたのだなと感じた。母子手帳は母と子を繋ぐ大切な物だと感じた。

(12345)

©All Rights Reserved. 愛知みずほ大学、愛知みずほ短期大学、愛知みずほ大学大学院