TOP>新着情報一覧>生命の大切さを学ぶ

新着情報

News

2022.01.05

生命の大切さを学ぶ

私は、このレポートを書くまでは、母子健康手帳についてなにも知らなかった。実際に見たのも数回ほどで、妊娠したら持つものぐらいの知識しかなかったが、調べてはじめて感じたことは、歴史がとても長くて今にいたるまで色々なことが変わっているということだ。そして、聞いたことはあったが当たり前のように存在している母子健康手帳の生みの親が、昭和35年に学園理事長、短期大学長、校長に就任した瀬木三雄医学博士で本学の原点のひとつだ。誰もが知っている母子健康手帳に自分が通う学校が関わっていたことが驚きだし、すごいと思う。母と子を切り離した考えに違和感を覚えて、これまで妊娠から出産までの記録をしていた「妊産婦手帳」に小児の内容を加え、「母子手帳」と改名したとあるが、その発想はふつう頭に浮かばないと思ったので感動した。世間に知れ渡っていないからもっと色んな人に知ってほしいと思った。

母子健康手帳を通して生命の大切さを学ぶことができた。母子健康手帳とともに成長ができ、「乳幼児の生命を守る」という保育者の自覚も高めることのできる、今ではなくてはならない大切なものなんだとわかった。調べていくうちに、今では母子健康手帳を父親の育児のきっかけにしている人もいるそうで、父子健康手帳がある自治体もあるみたいで、それを紙ではなくアプリで管理していつでも持ち歩けて情報を入力するようになっていると知り、時代の変化だと感じた。自分も使う時が来て、自分の子どもも母子健康手帳について学ぶ日が来るのが今から楽しみだ。

(オフィス総合コース 2年)

©All Rights Reserved. 愛知みずほ大学、愛知みずほ短期大学、愛知みずほ大学大学院