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2022.01.31

名称の変更に加えた内容の変化

母子健康手帳について調べてみて、この手帳は少しずつ名前が変わって現在の名前になっていることが分かりました。1942年に、国による妊産婦手帳制度が発足され、物資の優先配給や、定期的な医師の診察を促すことを目的にしたことが分かりました。1942年には、児童福祉法が施行され、翌年に妊産婦手帳から母子手帳に変わり、内容の充実さが図られていました。1966年には、母子保健法が施行され、翌年に母子手帳から現在の名前になっている母子健康手帳に変わったことが分かりました。母子健康手帳になってからの内容の変化では、母親が成長記録を書き込めるようになったり、妊娠中の体重変化のグラフを自分でつけられるようになったりしています。母親は、子ども成長記録だったり、体重変化などもとても気にしていると思ったので、書き込めたり、つけられるようになったことは、母親にとって安心して使えるとても大事なことなんだと改めて感じました。私もいつか母親になったら、手帳を記録しながら最後まで大切に使っていきたいと思いました。

この母子手帳の制作には、妊産婦手帳の生みの親で、昭和22年に厚生省に新設された母子衛生課の初代課長である瀬木三雄博士が深く関わっていることを知りました。妊産婦手帳及び母子手帳の創始者でもあり、瀬木三雄博士は私たちにとって偉大な遺産を残してくださったことをすごく誇りに感じました。

(食物栄養専攻 2年)

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