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2022.02.11

自分と子を繋ぐ大切な1冊に

母子健康手帳について調べてみて、私は、あんな小さな本なのにこんなにたくさんの内容が書かれているんだと知りびっくりしました。私は調べる前まで、母子健康手帳は子供の成長の様子が書かれているだけで、小学生になったらもう必要ないものだと思っていました。ですが調べてみると、赤ちゃんが産まれる前の母体の様子、生まれたあとの母体の様子など、母についてもとても詳しく書かれていてびっくりしました。また、初めてお母さんになる女性のための配慮として、育児のワンポイント等も書かれていて、母子健康手帳はとても大切なものだということが分かりました。この手帳を作った愛知みずほ短期大学の理事長の方は本当にすごいと思いました。私自身、母子健康手帳のことを詳しく見たのは初めてで、今まで自分のものも何が書かれているのか知りませんでした。実際見てみると、私の母は既に書かれている項目だけではなく、その時の自分の気持ち、寝返りができるようになった日、言葉を発した日など、たくさんの思い出を書いていました。母も言っていましたが、母子健康手帳はお母さんと子供を繋ぐ大切な1冊だなと感じました。また、私は5人兄弟で1番上なのですが、今年4歳になる弟の母子健康手帳と内容が少し違うのは何故だろうと思いました。他の妹や弟の母子健康手帳は確認していませんが、その時その時で時代のニーズに合ったものに変化してきているのかなと考えました。またみんなのものを確認してみたいです。もし、母子健康手帳が日本になかったら、妊婦の女性は胎児の成長、妊婦中に注意すること、育児のやり方、子供の成長など、たくさんのことが分からず不安になってしまうと思います。そう考えると、今この時代に母子健康手帳があって本当に良かったです。私もいつか母という立場になったら、自分の子供の母子健康手帳にいろいろなことを書いていきたいと思います。そして、子供が成長して大きくなった時に見返してもよく分かるようにしておき、自分とその子を繋ぐ大切な1冊にしていきたいと思います。世界にはまだまだ産まれたばかりの赤ちゃんが亡くなってしまうことが多い国があります。その国の人達にも母子健康手帳が広まり、妊婦の方たちが安心して子供を産める世界になれば良いなと思っています。

(食物栄養専攻 2年)

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